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2023年12月15日 07:13

Isilon/PowerScaleのノードを追加した時のAutoBalanceについて

Isilon/PowerScaleのノードを追加した時に、各ノードのデータの平準化を実施するために、
AutoBalanceジョブが動作すると認識しております。

例えば、ノード1~3の構成で各ノードのHDD使用率がそれぞれ60%の場合、そこにノード4~6を追加すると、
AutoBalanceジョブによってデータの平準化が実施され各ノードのHDD使用率は30%くらいになると思います。

このデータの平準化は異なるモデルを追加した時も実施されると思います。

実際に、下記の構成では自動的にデータの平準化が実施されました。
 NL400(4ノード)にH400(6ノード)を追加(OneFS8.1.2)

しかし、下記の構成ではデータの平準化が実施されませんでした。
 X210(5ノード)+H400(4ノード)の構成にA300(4ノード)を追加(OneFS9.5.0.3)
 X210(5ノード)+A200(4ノード)の構成にA300L(4ノード)を追加(OneFS9.4.0.13)

ノード追加を実施した時にMultiScanジョブ(AutoBalance含むと思います)が
自動で実行されていたのは確認しているのですが、
このジョブが完了してもデータの平準化が実施されていませんでした。

OneFSのバージョンが変わって仕様が変わったのでしょうか?

それとも、MultiScanの場合はStorage poolが3つになるとデータの平準化が
実施されないという事がありますでしょうか?

一応、AutoBalanceジョブを手動で実行すると、データの平準化が実施されました。

ご確認を宜しくお願い致します。

Community Manager

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4.9K メッセージ

2023年12月18日 03:16

tokataさん

ドキュメント、KB、SR、社内コミュニティなどを確認してみてもMultiscanジョブの仕様が変わったというような情報は出てきませんでした。

見つけられた有益な情報は、OneFS 9.5が出たタイミング(2023年1月)と同時期に公開されたDell PowerScale OneFS: Technical Overviewにおいても、MultiScanジョブの定義は「Runs Collect and AutoBalance jobs concurrently.」というように変更されていないというものです(AutoBalanceが含まれています)。

また、社内コミュニティでも2023年5月の時点でノード間の保存データ量にばらつきがあるという問題に対して「MultiScanを実行してみて」というような回答がついていたりします。

これらを鑑みると、OneFSのバージョンが変わって仕様が変わったということはなく、tokataさんの環境で何か問題が発生していた可能性が高そうです。
(手動でAutoBalanceを実行すると想定通りの動きをしたということなので、MultiScanジョブが動作していた際に何らかの理由でAutoBalanceは実行されなかったと考えるのが自然な気がします)

1 Rookie

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122 メッセージ

2023年12月19日 10:59

tokataさん

ノード追加時は、追加する全てのノードをクラスタに追加した後にMultiscan/Autobalanceを実行しないとアンバランスの状態になり得ます。

以下のような流れでノード追加すると、ノードプール間のバラつきは起きません。


1) 最初のノード追加時にMultiscanが自動実行される(一旦このMultiscanは放置)
2) 後続のノードを追加
3) 全てのノード追加が終わったタイミングで自動実行されたMultiscanを手動停止
4) Multiscanを手動実行

また、これは昔も今も変わっていません。

ご参考になれば幸いです。

(編集済)

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