PowerScaleのマスターノード( group master)の確認方法に関して

uchiyさん

おっしゃる通りでstatus advancedではマスターノードに*印がつかなくなってますね・・・

この仕様変更理由などはわからなかったのですが、cellogのログ情報を利用することによりどこがマスターノードであるのかは確認できそうです。
具体的には

# cat /var/log/isi_celog_monitor.log | grep "master is"

を実行して、（CELOG masterが動いているのがマスターノードのはずなので）どのIPアドレスにマスターノードが紐づいているのかを確認した後、そのIPアドレスの紐づいているIDをisi config > status advancedで確認、という手順です。

この場合は、日付時間が一番新しいノード１が表示したIPアドレスのノード（xx.xx.1.2）が、マスターノードと考えてよいでしょうか？

はい。その考え方で問題ありません。
というか、そうやって最低2台のノードを確認する必要があったというのが正解でした。。

というのも、ラボマシン（4ノード構成）でも同じ事象が確認できたので、さらにログを見てみると「master is」が記録されるログは、その前の「I am not a master node」と記録されるものとセットで出ていました。つまり以下のような並びです。

INFO: listen_mastership I am not a master node_id x is
INFO: After group change, CELOG master is at xxx.xxx.xxx.xxx

これはどうもMasterになれなかったすべてのノードで（多少の時間差はありますが）記録されるもののようです。
そしてここがポイントになるのですが、このログは唯一Masterになったノードでは記録されずに、代わりに「INFO: I am master.」が記録されていました。

これらの動作を鑑みると、

# cat /var/log/isi_celog_monitor.log | grep "master is"

を最低2ノードで実行し、同じ結果が出ればそれを信じる、そしてもしも結果が異なる場合には新しいタイムスタンプを持つものが正しいと判断をする必要があり、（運よくか運悪くか）Masterノードでだけ実行すると間違えた解釈をしてしまうことになります。