SCGで必要なdisk容量について

仮想マシンのスワップファイルはメモリの予約がない状態では割り当てメモリと同じサイズで作成されます。

仮想マシンのスワップ ファイルを無効にするとゲスト OS のメモリがすべて予約される (2146618) (vmware.com)

その他、小さいサイズではありますが、仮想マシンを構成するファイル群がデータストア内の仮想マシンのディレクトリに作成されますので、それらもすべて合わせた容量が必要です。

VMDKファイルとVSWPファイル以外だとスナップショットの差分ファイルがそれなりのサイズになります。

スナップショットも加味すると、ぴったりこれだけあれば絶対に足りる、という指標は難しいですが、

トラブルシューティング目的で一時的なスナップショットを作成すると仮定すると、（VMDKサイズ * 1.2）＋メモリサイズ ぐらいが妥当な気はします。

@DELL-Naoyuki K​ さん
ご説明、ご回答ありがとうございます。
上記環境では、シックプロビジョニングだと仮想マシンのPowerOnは出来たのですが、
このまま使用し続けた場合、どのようになりますでしょうか？
SCGとして、Disk容量(VMDKファイル)のMAX値は140GBですので、140GBまで容量は
増えていくことになり、メモリ分(16GB)＋α不足することになりますが、SCGは
正常動作できなくなるのでしょうか？
それともdatastoreの容量を超えないように、古いログが削除されるなど、SCGが
正常動作できるように振舞うのでしょうか？
もしSCGが正常動作しないのであれば、メモリを予約する、スワップファイルを
別のdatestoreに作成するなどの対象が必要になりますでしょうか？

（SSA）

動作をし続けていれば、（実メモリ上に展開されているので）VSWPファイルを利用する必要がなく問題は出ないと思いますが、再起動などが必要になった時に、前述のVMware社のKBに記載がある「Reserve all guest memory(All locked)」が選択されていないと、VSWPファイルの領域が取れずに同じエラーが出るのではないでしょうか。
（とはいえ一度立ち上がっているということなので、既に当該項目は選択されているのかもしれないですね、、その場合はまた問題なく立ち上がるでしょう）

なお、SCGが「準備した容量がFullになって停止した」というような情報はSRやKB検索をしても見つけることが出来ませんでした（そのために、SCGは使用容量による問題が発生しにくい製品である可能性が高いです）。

@maemura​ 

すみません、気づかずにレスが遅れました。

シックではなくシンプロビジョニングで起動ができた、という理解であっていますでしょうか？

SCG VEはvmdkとして割り当てられている140GBまで消費する可能性があります。スワップファイルやスナップショットファイルなどを差し引いた純粋な実効容量として不足した場合は、vSphereの仕様に従って仮想マシンがPauseすると思われます。

それを避けるためにはスワップファイルの保存場所を変えたり、メモリの予約をすることで回避できる旨のご認識で正しいです。

ただし、メモリ予約をすると予約分のメモリを確保できない場合は仮想マシンが起動できなくなります。

Uehara Y.さん、DELL-Naoyuki Kさん
ご回答ありがとうございます。

＞シックではなくシンプロビジョニングで起動ができた、という理解であっていますでしょうか？
はい、シンプロビジョニングでは起動できました。
目安として、先にDELL-Naoyuki Kさんがご回答頂いた内容ぐらいの容量を確保しておいた方が良いと思いました。