SCGとConnect Directlyの仕様の違いについて

ke.kodさん

Secure Connect Gateway（SCG）になっても、SRSの時と同様にSCG/VE（＝SCG GW）を利用した集中管理型と、Unity 480Fなどのストレージ機器からの直接接続型が存在します。

そのために、このSCG/VE（集中管理型）を利用した場合と、Unity 480Fから直接SCGへの接続処理を行う直接接続型を利用した場合（これがConnect Directlyと認識しています）で一番大きな構成上/仕様上の違いはユーザ環境におけるSCG/VEの存在有無になるかと考えています。

これら2つの構成においては、管理や設定の方法は異なりますが、機能的には大きな違いはないと考えていただいて結構です。しかしながら、Unity OE 5.3以降はSCGへの直接接続型利用時にはPolicy Managerが利用できなくなってしまったという点についてはご了承願います。

導入に関しては、集中管理型の場合も直接接続型の場合もまずはDell Technologiesのオンラインサポートアカウントの作成が必要となります。
とはいえ、現状でSRSをご利用ということなので当該アカウントはすでに存在しているはずなので特に時間を使うことはないと考えられます。

その上で、もしも集中型を選択し、SCG/VEサーバーの導入から開始するとなると仮想サーバの作成に1時間程度は取る必要があるでしょう。

また、集中管理型であっても、直接接続型であってもUnity 480FのSCGへの登録処理が必要となりますが、これは数十分も見ておけば対応できるはずです。