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VxRail管理系VMのイメージバックアップ＆リストアの考慮事項について
お世話になります。
本件について、過去の関連するコミュニティ投稿やVMware記事等をひととおり拝見させていただきましたが、改めて整理させてください。
バックアップソフトウェアを用いてVxRailクラスター内で稼働するvCSAとVxRail Managerのイメージバックアップを行い、同じ環境にリストアする場合を考えます。その際、考慮するべき事項としては以下の2点くらいでしょうか？
① vCSAのmoref_idとuuidがVxRail Manager内のDBと一致している必要がある。
ファイルベースバックアップの時と同様の思考です。イメージバックアップなので、リストアしてもその辺りのIDも変わらないかと思いますが、一応確認しようかなと思っています。
② vCSA復旧先のポートグループがephemeral bindingになっている必要がある。
現環境のvCSAネットワークがはじめからephemeral bindingになっている（デプロイ時にも確か指定できた）ので、同じポートグループに戻せば問題無さそうかも？と考えています。
以上2点となりますが、VxRail Managerのリストアについてはそのまま丸ごとリストアする以外にやっておくべきことはありますでしょうか。
ご教示いただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
DELL-Naoyuki K
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2024年3月7日 09:11
ファイルベースバックアップの時と同様の思考です。イメージバックアップなので、リストアしてもその辺りのIDも変わらないかと思いますが、一応確認しようかなと思っています。
Moref_idとUUIDが変更されるか否かはバックアップソリューションやリストア時のオプションによっても変わることがありますので、基本的にファイルベースバックアップ・リストア時と同様にIDは確認したほうが良いです。
Moref_ID/UUIDの確認方法と更新方法について、vCSAに関してはAdmin GuideやSolveから確認できますが、VxRailManagerについても同じ方法で実施できます。
VxVerifyを流すと、その辺のIDについても一通りチェックをしてくれていますので、最後にVxVerifyを流すのもオススメです。
現環境のvCSAネットワークがはじめからephemeral bindingになっている（デプロイ時にも確か指定できた）ので、同じポートグループに戻せば問題無さそうかも？と考えています。
はい。初期のころのVxRailはすべてStatic bindingだったので、VCSA不在時にはポートグループに新規のVMを接続することができませんでしたが、途中のバージョン（4.7.300ごろ？）から構成時にEphemeral Bindingが選択できるようになり、現在ではデフォルトでEphemeral Bindingで構成されるようになっています。
以前のバージョンから利用している場合はEphemeral Bindingになっていないことがありますのでご注意ください。
その場合は一時的にVSSを作成したりする方法が一般的です。
参考（アクセス制限有り）
VxRail: How to restore connection to vCenter Server when an outage occurs to the host upon which they run | Dell US
もしくは簡易的な方法で戻せる場合もありますが、状況がかなり限られますのでリストア時には利用できないケースがほとんどだと思います。
https://itorwar.blogspot.com/2021/12/vdsvcsa.html
Seiichi Yumura
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2024年3月7日 11:01
@DELL-Naoyuki K
ご回答ありがとうございます。
Moref_idとUUIDについて、いかなる場合においても確認しておいたほうがいいということですね。VxRail Manager側も確認する旨も承知いたしました。検証機でVxVerify流して確認してみます。
ephemeral bindingについても追加情報ありがとうございます。とりわけ古いバージョンで業務影響があるわけではないので、ナレッジとして蓄積させていただきます。
ひとまずイメージバックアップにおいて、管理系VMを簡単にリストアできそうな感じで安心しました。
今回もご教示ありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。